7月9日、神奈川県企業庁相模原南水道営業所 共催のもと、「S50形ダクタイル鉄管講習会」を
開催しました!
施工方法や施工時の注意点、設計におけるポイントなど、技術的な知識を得るための講習会です。
水道管と一口に言っても、製品の材質や性能は日々進化しており、その施工や設計に携わる者は常に新しい知識を学んでいかなければいけません。
設備という仕事は、意外と継続的な勉強が必要な職種なのです!
今回の講習会は、鋳鉄管メーカーである株式会社栗本鐵工所が行っているもので、
組合加入事業所の従業員だけでなく、下請け会社の方、水道営業所の職員の皆様も参加しました。
コロナ禍ということもありましたが、技術研鑽は欠かすことはできません。
感染防止対策をしっかり取って、無事に開催することができました。
講習は座学と実技講習があり、実技講習では実際に製品を扱って管の接合を行いました。
机上で得る知識ももちろん大切ですが、実際に物に触れることはとても重要なことですね。
(教科書ではたくさん習ったけど、現場で実物を触るのは初めて!なんてことは・・・どんな業界でも
正直不安ですよね^^;)
雨の降る蒸し暑い中での講習でしたが、
皆さんしっかりと講師の方の話を聞き、
時には質問も出たりと大変有意義な時間となりました(^^)
今回の実技講習を受講した方には、
株式会社栗本鐵工所より受講証が発行されました。
S50形ダクタイル鉄管を使用する工事には、
このようにメーカー主催の講習をきちんと受講した証明が
必要となります。
今、世間では水道トラブルのニュースをよく耳にしますが、
基本的には日頃からきちんと技術を学び、
しっかりと施工をしている業者が殆どです。
ごく一部の悪質な業者のせいで、水道屋さんのイメージが悪く
なってしまうことはとても残念です(>_<)
組合では「教育情報事業」という、組合員事業所の皆さんがしっかりと継続して技術や知識を学んで
いけるような機会を設けるという役割を担っています。
水道事業に携わる者が常に知識を更新することは、イコール全ての人々の暮らしを守るということに
繋がると考え、今後も積極的にこのような機会をつくっていきたいと思います。
南の水道組合でした(^^)