*津久井地区 応急給水*

先日発生した台風19号により、相模原市津久井地区では浄水場が被災し、

周辺にお住まいのご家庭では数日に渡り断水するという事態が発生しました。

 

当組合は、神奈川県企業庁や相模原市との災害時の応急給水活動に関する協定を締結しており、

現地での応急給水出動を行いました。

 

実際に出動した組合員事業所の方からは、

「あまり報道こそされていないが、思った以上に被害が大きい」

「高齢の方が1人で何度も給水所に来ていた」など、

実際に現場に行かないと分からない現状を伺いました。

 

他県でも、本当に多くの方々が被災され、

今なお生活がままならない状況が続いています。

 

災害時、指示拠点となる組合も、今まで「万が一の体制」を整えてきたつもりでしたが、

やはり実際に事が起きて初めて、いかに迅速に初動体制を取るかということの難しさを知りました。

 

近年本当に増加している自然災害に、

ライフラインに携わる者として、しっかり備えていかなければならないと深く感じました。

 

津久井地区の皆様はもちろん、被災された全ての皆様が、

一日も早く元の生活を取り戻せるよう、心からお祈り申し上げます。